みなさん、こんにちは。今日は、摂食障害克服後の、現在の【食欲】について書いてみたいと思います。
現在の食欲
一言でいうと、食欲は【ある】だと思います。普通より、少し【ある】程度かなぁ・・・と思います。ただし、それは【量的】な意味で【ある】ということで、あれが食べたい、これが食べたい、みたいなことは、余り感じていません。これは、摂食障害真っ盛りの頃からは、考えられないような状態ですが、このことについては、私なりに一つの結論がありまして、それは、【食べたいものは、だいたい食べた】ということかな、と思っています。
食べたいだけ、食べたい
仕事をしながら、毎晩過食嘔吐を続けている生活に、絶望と限界を感じていた頃、当時お世話になっていたカウンセラーの先生に、電話をしたことがありました。「○○さん(カウンセラーの先生の呼び方)、もう、疲れたよ・・・」「そうか・・・それじゃあ、今、何がしたい?」「貯金がなくなるまで、食べたいだけ、食べて、寝たいだけ、寝たい」「そっかぁ・・・じゃあ、そうすれば?」「うん、そうする・・・」この電話をきっかけにして、仕事をやめる決断をし、実家に引きこもり、
【買い物⇨⇨⇨過食嘔吐⇨⇨⇨寝る】
という生活を送るようになりました。そして、やってみたかったことに、チャレンジしてみようと思いました。といっても、食べる事がらみのことですが。
小さな夢の、実現
チャレンジ(というほどのものではありませんが)したのは、ケーキバイキング、○○全部食べたら、無料、などなど。もちろん、日々食べるものも、お金の許す限り、食べたいものを買ってきた、と思います。とはいえ、食べたいものを、食べては吐き、吐いては寝る、ということを繰り返している当時は、満たされるという感覚はなく、相変わらず過食嘔吐のための食事でしかありませんでした。
やり切った、のかな?
ただ、やり切った感はあったし、仕事をやめたから、というのもありましたが、集中して、真剣に、
【食べたいものを、食べたいだけ、食べる】
ことに、取り組んだと思います。そして、今思うのは、「食べたいものは、さんざん食べた」ということ。もちろん、お腹が空けば、食べたいし、多少は食べたいものもありますが、例えば、最後の晩餐に何を食べたいか、みたいなことを聞かれても、「特にないです」と答えてしまうかも・・・というのが、現在の心境です。食べたいものを食べることに、少し飽きてきた、と言えるかもしれません。