みなさん、こんばんは。今日は、『痩せたいのに、食べたい、って、永遠に無理・・・』と信じて疑わなっか自分が、どのよう変化していったのか、みたいなことを書きたいと思います。
前回は、ある男性との出会いが、自分を客観的に見ることにつながったことを書きました。
今回は、『人と、普通に、食事がしたい』と、思うようになったきっかけ、を書きたいと思います。
摂食障害の多くの方々が、感じているであろう、と思われる『人前で、食事ができない・・・』という問題。私も、もちろんそうでした。いわゆる、『普通に』食べることができない、ので、ランチや、飲み会なんて、自分の世界の外側・・・と思っていました。
ところが、あることがきっかけで、人前で『普通に』食べることができるようになりたい・・・と思うようになりました。
当時、いわゆる『引きこもり』状態で、実家にいた私は、買い物 ⇨ 過食嘔吐 というサイクルを、延々と繰り返していました。
そんな生活の中で、テレビを見る『余裕』ができることもありました。
最初は、当然ながら、グルメ番組や、大食い選手権、みたいな番組ばかりを見ていたと思います。
ふとしたことから、当時放送していた、『恋愛もの』みたいな番組を見るようになりました。
その番組は、20代前半くらいの男女が出演していて、素人参加型、ということになっていました。
基本、彼氏彼女がいる、いわゆるカップルが出演して、相方に対する不満、みたいなことを言っていて、彼氏彼女を交換する?みたいな、番組だったと記憶しています。
それを見て、何となく、羨ましく感じたのを覚えています。
『20代って、食べるとか、痩せるとか、そんなことより、彼女ほしい、とか考えて生きているんだよな・・・』
『この番組の収録のために、おそらく4~5時間くらいは、何にも食べていないんだよな・・・それでも平気なんだよな・・・』
毎週毎週、その番組を見ているうちに、だんだん、『彼女がほしいな・・・』みたいなことを考えるようになっていきました。
そうすると、『食事』がキーワードになってきます。人と、『普通に』食事ができなければ、女の子を誘うことも、コミュニケーションをとることも、できない・・・
そんなことを考える日々の中で、少しずつ、自分の中での、優先順位が変わっていきました。
『・・・普通に、食べたい・・・』