こんばんは。
今日は、どうして痩せたかったのか、みたいなことを書きたいと思います。
直接的なきっかけは、就活(就職活動)だったと思います。
当時は、いわゆる「バブル」崩壊後で、今ほどではないかもしれませんが、内定もらうのが、きつくなってきていた時期でした。
私も、何十社と受けては、落ちてを繰り返していました。
そんな中で、ニュースか新聞かで、「アメリカでは、肥満者は、会社での昇進(出世)に支障がある。なぜなら、肥満とは、自己管理ができない、と見なされるから」みたいな記事を目にしました。
自分の中で、
肥満 ⇨ 太っている ⇨ 自己管理能力なし ⇨ 仕事なし
みたいな構図が出来上がってしまい、それが、いつしか
『痩せなくては』
となってしまいました。
当時(今でも)、身長164㎝、体重53kg、くらいでした。
けっして、太っていたわけではありません。
でも、頭の中は、『痩せなきゃ、痩せなきゃ、痩せなきゃ・・・』で、いっぱいになってしまいました。
はじめは、徐々に食べる量を減らす、くらいでしたが、それと比例して、体重も徐々に減っていきました。
すると、日々の成果が、数字となって実感できることが、励み(?)となり、ますます痩せることに集中するようになっていきました。
いつの頃からか、身体がきつくなってきました。
痩せることと、食欲の戦いになってきていました。
ある時、お酒を飲み過ぎて、気持ち悪くなり、吐きました。
『これだ!』
どんなに大量に食べても、吐いてしまえば太らない。
素晴らしい『システム』を見つけた!と、思いました。
それからは、過食嘔吐が続きました。
体重は、さらに減っていきました。
40kgを切ったくらいから、減らなくなりました。
39kgくらいが、痩せのピークだったと思います。
痩せたくて、痩せたくて、痩せたくて。
昨日より、痩せたくて。
辿り着いた先には、過食嘔吐をやめたいのに、やめられない、
『自己管理能力なし』の自分しか、いませんでした。
苦しみ、つらさ、自己嫌悪。
痩せた先には、絶望しか待っていませんでした。