みなさん、こんにちは。今日は、摂食障害で苦しんでいた時、どんなことを考えていたか、どんな思いで過ごしていたか、をいくつか書いてみたいと思います。
食欲
痩せたい。でも、食べたい。いや、食べたくない。たった一個でいいから、食べたい。でも、一個食べたら、きっと、絶対やめられない。あるもの全部、食べてしまう。だから、食べない・・・頭の中は、痩せることと、食べることで、いっぱいでした。吐かない時は、カロリーの低いものしか食べない。炭水化物(糖質)、油もの(脂質)は極力避ける。例えば、おでんなら、こんにゃく、しらたき、昆布、だいこん。サラダには、ドレッシングはNG、七味唐辛子をかけて食べる。お腹が空いて、耐えられない時は、ノンカロリーペプシ(当時は、いくら探しても、ペプシしかありませんでした)でしのぐ。
体重
体重は、毎晩測りました。そして、昨日より痩せていないと、許せませんでした。痩せてなければ、過食嘔吐。そんな毎日が繰り返された結果、40kgを切るようになりました。もっと、もっと痩せたかったのですが、私の場合は、39kgくらいが限界値だったと思います。痩せたくて、痩せたくて、痩せたくて。ただ痩せたくて、限界まで痩せた先には、過食嘔吐をやめたくてもやめられない、自分が最もなりたくない、「自己管理、自分をコントロールすること、ができないダメ人間」が待っていました。痩せれば人生が全てうまくいく、って思っていましたが、何一つうまくいかない自分しか、残っていませんでした。
よく食べたもの
過食の時、よく食べたのは、甘いもの、油もの。ほぼこれに尽きます。仕事帰りに、スーパーに寄って、買い物。値引きシールの貼られた揚げ物、菓子パン。それから、お菓子。揚げ物は、カキフライをよく食べました。そして、お菓子は、なぜかイチゴチョコ味のものをよく食べました。ポッキー、コアラのマーチ、パックンチョ、オレオ。コアラのマーチは、20箱くらい買ってきて、テーブルに全部並べて、まゆげコアラを探したりして。あと、2ℓ入りの、アイスのファミリーサイズ、みたいのも、食べました。冬に、ガスストーブの前で、歯をガタガタさせながら、全部いっきに食べました。