みなさん、こんばんは。今日は、悩み事などを、人に話すことで起こる(であろう)変化、みたいなことを書きたいと思います。
私は、悩み(摂食障害のこと)を人に話しても、自分の考えが変わるわけではないので、悩みの解決、という意味では、無駄なのでは・・・と思っていました。
『痩せたいのに、食べてしまう』
これは、誰に強制されるでもなく、また脅されて仕方なくやっている訳でもないので、自分の考え、というか、思考回路の転換を、自分自身で行わなければ、何も変わらない、と思っていました。
でも、自分の考えや、思っていること、今の気持ちを、声に出して話すこと、人に聞いてもらうこと、これをやってみると、変わることがあるのです。
これは、頭の中だけで考えていることを、声に出し、そして自分の声で聞き直すことで、再確認できたり、あるいは一歩引いて、客観的になれたりすることが、あるからではないかと思っています。
また、話せる相手がいなかったとしても、書いてみたりすることでも、頭の中で絡まっていた考えが、少し整理されたりもすると思っています。
自分自身で完結して、頑固に凝り固まっている、と思っていた考えが、声に出したり、表現したりすることで、思いもよらない形になる、っていうことが、起こったりします。
それは、聞いてくれる人が、具体的なアドバイスや、解決策を提示してくれる、ということでなく、ただただ、聞いてくれるだけでも、起こったりします。
これは、あくまで私の経験上のことなので、誰にでも、またいつでもそうなるわけではないかもせれません。でも、一人で悶々とした毎日を、時計の秒針を追いかけるように過ごしているのであれば、今の自分にできる範囲でやってみる、ということも、選択肢の中に、加えてみてください。